for( 初期化式; 条件式; ループ式){ |
/* 実行する文 */ |
} |
例えば、整数iの値を1〜10まで1つずつ増加させ、 そのときのiの値を標準出力するには、下記のようにすればよい。
for( i=1; i<=10; i++){ |
printf(”i = %d\n”, i); |
} |
実行文は複数あっても構わない。その場合には、ブロック内に記述すればよい。 C言語では配列などの添え字を0から始めるので、for文を使用する場合には、 初期化式において0に設定するのが通常である。
また、for文は初期化処理の後、条件式が評価されるので、条件によってはfor文に続く 実行文が一度も実行されないこともあり得る。 逆に条件式が無限に真の場合には、for文に続く実行文が無限に繰り返されることになる。 そのような典型的な書き方は、初期化式、条件式、ループ式を省略した下記のようなものである。
for( ; ; ){ |
/* 実行する文 */ |
} |
for文における以上の処理内容をフローチャートで模式的に表現すると 図4.2のようになる。