製品の経験価値を向上させる調査・発想プロセスの研究-UXを重視した操作パネルの発想提案-

 
プロダクトデザインでは、より高いユーザビリティに対する追究だけではなく、モノの使用およびコトを通した使用体験やその満足感などユーザが求める価値や要求がより複雑となっています。そのため、ユーザの要求、欲求についての調査、さらには提供したいUXを表現する知覚や認知を知るための新たなデザイン手法が必要です。そこで、本プロジェクトでは、自動車の操作パネルを事例として、新たな発想・デザイン手法を検討しました。 製品を使用するユーザ体験を時系列でモデル化し、ユーザが製品をどのように認知し、使用するか、その使用時に求められている価値を定義し、製品を使用するユーザ体験を総合的にモデル化し、技術的側面を見据えて、プロダクトをデザインする手法として、Product eXperience Design(PXD)を構築しました。

ペルソナ設定とUXマップ


 
 
 

実験を通して機能要件や使用イメージを検討する


 
 
 

メンタルモデルの作成


 
 
 

メンタルモデルにより4つのタイプに分類→機能要件へ


 

 
 
 

デザイン要素を検討


 
 
 

ユーザ体験を実現するデザイン提案(一例)