構造体の宣言には、型枠(テンプレート)を宣言するものと 型枠で示された記憶領域を確保する宣言がある。 なお、型枠と領域を同時に宣言することも可能である。 この場合、構造体タグ名を省略することができる。 構造体は、複数の型の集合として表現される。この集合の構成要素をメンバと呼ぶ。 メンバには、int, float, char, doubleなど、標準に用意されている型や そのポインタ、ならびに既に定義された型とそのポインタを持たせることができる。
構造体の大きさは、通常メンバの大きさの和になるが、メモリのアクセスに都合の良い
ように、空の領域が作られることもある。
構造体の大きさは、
sizeof
演算子で求めることができる。
構造体は1つの型であるので、代入や関数の引き数、関数の返り値として
使用することができる。
kojima hirohisa
2001-03-05