next up previous contents
Next: ファイル入出力方法 Up: 画面表示方法/キーボードからの入力方法 Previous: printf関数   Contents

scanf関数

scanf()関数は、標準出力から引数で指定された位置にデータを入力する関数である。 一般的に書式は次のとおりである。


scanf( 書式指定文字列, 引数1, 引数2, $\cdots$ );

書式指定文字列は、入力される文字の変換制御を行う変換文字列である。 また、引数は変換文字列に対応した型を持つ変数のポインタでなくてはならない。 (ポインタについては後で説明する)

使用例を以下に示す。


int a, b;
scanf(”%d %d”, &a, &b);


Table 3.1: エスケープ文字列(抜粋)
エスケープ文字列 名称
\n 復帰改行
\t 水平タブ
\v 垂直タブ
\b バックスペース
\r 復帰
\f 改行
\0 ヌル文字
\' 一重引用符
\” 二重引用符
\\ \記号


Table 3.2: 変換文字列(抜粋)
変換文字列 機能
%d 10進数で入出力を行う
%o 8進数で入出力を行う
%x 16進数で入出力を行う
%u 符号なし10進数で入出力を行う
%h short intとして入力する
%c 1文字の入出力を行う
%s 文字列の入出力を行う
%e float または double型のデータを指数部付きで出力する
%f float または double型のデータを指数部なしで出力する
%g %e, %fのいずれかでの文字列の短い方で出力する


next up previous contents
Next: ファイル入出力方法 Up: 画面表示方法/キーボードからの入力方法 Previous: printf関数   Contents
kojima hirohisa
2001-03-05