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スペース、タブ、改行といったものは、空白文字と呼ばれ、
プログラム中の識別子や演算子などを分離するための区切りとなるものである。
識別子などを区切るために、任意の個数の空白文字を入れても問題はない。
空白文字が複数個連続していても、機能しては1個の空白文字と同じとして扱われる。
改行文字も単なる空白と同様に扱われるので、C言語では行という概念は存在しない。
このように自由な書式で記述できる言語を、
フリーフォーマット言語という。
ただし、プログラムの読みやすさを考えると、ある程度の書式(形式)を踏んだ方が良い。
以下に空白文字の例を幾つか示す。
- 意味を分断しない限り、自由に入れられる。
printf(”a+b =%d \n”, a+b);
printf(”a+b =%d \n”, a + b );
- 予約語を分断しては使用できない
bre ak;
- 改行は空白と見なす。
a = b + c;
d = e + f;
これは、以下と同じ
a = b+ c; d = e + f;
kojima hirohisa
2001-03-05