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変数が構造体へのポインタである場合

変数が構造体へのポインタである場合には、 マイナス記号(-)と不等号記号($>$)を、変数名とメンバ名との間に入れることで、 メンバを参照することができる。

以下の例では、パーソナルレコード型のポインタ(pspointer)と 実体(psdata)を宣言し、ポインタに実体のメモリ番地を代入し、 ポインタを用いて、間接的にメンバ(pcode)を参照している。


psrec *pspointer, psdata;
pspointer = &psdata;
pspointer->pcode = 2000;

なお、ポインタは頭にアスタリスク(*)をつけると実体を表現するので、 次の2つは同じメンバを参照している。


pspointer->pcode
(*pspointer).pcode

変数がポインタ配列の場合には、配列要素を示す[]をつけ、 その後に(->)をつけてメンバを参照すればよい。


psrec *pspointer[4], psdata;
pspointer[0] = &psdata;
psdata[0]->pcode = 2000;



kojima hirohisa
2001-03-05