プロジェクト | Lab. Projects

細倉地中観測

本研究室では,細倉金属株式会社,東北大学などとの共同研究で,地震災害低減を目的に電磁界観測を用いた地震発生検知の研究を進めている.テスト観測領域として栗駒火山に近い宮城県栗原市の細倉鉱山跡を利用し,各種センサを用いて測定を行っている.
詳細はこちら

HTS-SQUID磁力計による超高感度地磁気観測システムの開発

本研究室では,高温超電導SQUID(HTS-SQUID)磁力計を用いた超高感度型の地磁気(地球磁場)観測システムの研究開発を行っている.HTS-SQUID磁力計を用いた屋外における地磁気の連続観測は日本は元より世界でもほとんど例がなく,これを実現させることができれば,これまでの常識を破る超高感度な3成分磁力計ができることになる.
詳細はこちら

可変グリッド及びサブグリッドテクニックによるCIP法(MOC)解析手法

本研究室では,CIP(Constrained Interpolation Profile)法による音場(音響)数値解析および電磁界(電磁場,電磁波)解析法の研究を行っている.現在は,CIP法の計算コストの削減のために,サブグリッドテクニック(サブグリッド法,Subgrid Technique)とCIP法を組合せた手法を提案し,さらには,サブグリッドを時間的に変化させる可変グリッド(variable grid)を用いたCIP法を報告している.この手法により,今まで多くのメモリを使用していたCIP法に関して,低コスト化を実現することができる.
詳細はこちら

GPUによる超並列計算アルゴリズムとリアルタイム可視化技術

本研究室では,GPU(Graphics Processing Unit)による超高速並列計算を用いて電磁場(電磁界,電磁波)や音場(音響,音波)の時間領域解析(FDTD法,CIP法など)の高速化を行うためのアルゴリズムを提案している.さらに,GPUによる描画性能を利用したシミュレーションのリアルタイム可視化手法を報告している.
このGPGPUリアルタイム可視化技術は,波動解析の枠にとどまらず,並列化可能はあらゆる解析と組合せることができる.このGPGPUリアルタイム可視化フレームワークの構築を実現する.
これにより,シミュレーション中に描画データをもとにユーザを計算機が対話しながら計算が行なわれるGPGPUインタラクティブシミュレーションが実現される.
詳細はこちら