学べること

メカトロニクスの基盤を構成する
機械工学・電気工学・電子工学を、体系的に学びます。

知能機械システムコースでは、基礎にあたる「機械工学」「電気工学」「電子工学」を、広く、深く、体系的に学びます。さらに現代のメカトロニクスを代表する3つの先端分野を通じて、最新の技術トピックスに触れるとともに、論理的に考える力、問題を自ら設定し解決する力、わかりやすいプレゼンテーションを行う力、技術を正しく使いこなすための倫理判断力を、総合的に身につけます。

制御・ロボット工学分野

制御・ロボット工学分野図版

さまざまな産業において、機械の人に対する親和性、社会への適応性や安全性を高めることが重要な課題となっています。これらの課題を解決するために必要な、ロボットに関連するメカトロニクス技術の開発やシステムを制御するための基礎理論を学びます。さらに応用的な学修として、船や自動車などのビークル制御、鉄鋼プラントや化学プラントなどに対する高度なシステム制御、人間を支援するロボットや人と共存するロボットパートナー、ロボットセラピーなどについても学びます。

人間・システム工学分野

人間・システム工学分野図版

人を知り、人を支援する、新しいシステムを生み出すことを目指します。具体的には、起立時の人体の運動解析、衝撃により人体組織が損傷する際のメカニズムなどを解明するバイオメカニクス、脳の複雑な活動を体の外から知るための生体計測、人と環境とのやりとりをコンピュータ上で実現するバーチャルリアリティやヒューマンインターフェイスなどについて学びます。また、持続可能な循環型社会を実現するために必要な、人と機械と社会をつなぐサービス指向のシステムについても学びます。

材料・加工・計測工学分野

材料・加工・計測工学分野図版

安全、安心で快適な生活を支える、電子・機械的な機能素子の設計開発および評価に必要な、機械工学、計測工学、電子回路、マイクロ・ナノテク応用関連技術を学びます。これらの技術をさらに高度化することで、マイクロ/ナノ構造を自己組織的に作製する技術、生体分子等を検出する高精度なセンシング技術、再生医療をより発展させるための細胞培養環境の高度化、光や電子を制御する機能表面・薄膜関連技術といった最先端の技術についても、幅広く学びます。

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