C言語の過去、未来

C言語は、1972年にDenis. M. Ritchieによって開発されたプログラム言語である。 最初はミニコンピュータ用のOSであるUNIXのシステム言語として使われていた。 そして、UNIXが広まると同期してC言語も幅広く使われるようになってきた。 しかしながら、この言語には仕様に曖昧な点が点や機能不足な点があったため標準化する必要が生じ、 ANSI(The American National Standard Institute）が標準作業を行い、 ANSI/Cという形にまとめた。 これが現在のC言語である。 現在は、パソコンから汎用機まで幅広くC言語が使われている。

一方、C言語にオブジェクト指向の概念を導入した言語、すなわち、 C++が、1985年にAT&TのBell研究所にいたBjarne Stroustrupによって提唱され、 急速に普及してきた。 現在では、C++言語によるプログラム開発が次第に主流となってきている。 しかしながら、C++は高機能（文法が複雑）であり、学習がそれほど容易ではないという背景から、 C言語はもうしばらくはプログラム開発言語として使用されるであろう。