国際交流

グローバル社会に通用する人づくり。
世界に羽ばたく学生を応援します。

国際的な視野を持ち、世界を舞台に活躍する人材を育てるために、国際学会への参加費用サポートのほか、短期・中期の海外留学、海外企業でのインターンシップなど、様々なプログラムを用意しています。

本コース/学域の教員が中心となっている国際学術交流協定提携校

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bluemark=全学協定、redmark=部局間協定


大学院生国際学術会議派遣

本学では、大学院の学生を外国で開催される国際学術会議へ派遣することにより、国際的視野を有する優秀な研究者の育成、確保を図るとともに、学術研究の国際交流に資することを目的としています。そのため、学業優秀な大学院生には、選考の上、予算の範囲内において往復航空賃・その他交通費・宿泊料などを支給しています。

体 験 記

アドリア海を臨む美しい街で、緊張の国際会議発表!

派遣先:クロアチア・ツァヴタット/2012年5月19日~26日/修士(博士前期課程)2年※1
博士後期課程1年 根本 裕太郎

DESIGN2012

 修士2年の春、指導教員の先生のすすめで応募した国際学術会議派遣プログラムの支援を受けて、クロアチアのツァヴタットで開催された設計工学の国際学会「Design 2012」に参加し、学部4年次から研究を続けている「サービスの設計方法論」に関して発表しました。
 第一線で活躍するその道のスペシャリストが世界中から集まる場でのプレゼンテーションはとても緊張し、20分の持ち時間はあっという間に過ぎていきました。伝えたいことをうまく伝えられない悔しい思いも残りましたが、各国の研究者から様々な意見をいただくことができ、大いに刺激を受けました。懇親会会場となった隣町ドゥブロヴニクの街並の美しさ、料理やワインの美味しさ、内外のたくさんの研究者と知り合えたことも一生の財産となる思い出です。
 帰国後も英会話に通ったり、海外から研究室にゲストが来た際に積極的に話しかけたりと、小さなことですがチャレンジを繰り返しています。博士後期過程に進学した今では海外の研究者との交流もごく日常的です。中高生のころ英語があまり得意ではなかった自分からは、信じられない進歩です。

短期海外留学支援プログラム

本学部・研究科では、学部4年次生ならびに大学院生を対象に、専攻分野に沿った専門知識や技術の習得等を目的として、学部及び研究科が交流を持つ外国の大学及び大学院等へ、3週間以上3ヶ月以内(学部生は1ヶ月程度以内)の期間で学生を派遣しています。支援の内容は「授業料・渡航費・住居費」の実費総額について、予算の範囲内において半額までを支給しています。

体 験 記

ピッツバーグ大学で過ごした夢の1ヶ月

派遣先:アメリカ・ピッツバーグ/2013年10月21日~11月24日/学部4年※1
学部4年 堀端 頌子

University of Pittsburgh

 学部4年の秋、短期海外留学支援プログラムの支援を得て、ピッツバーグ大学への留学が実現しました。ピッツバーグは多数の大学のキャンパスがある学術都市で、医学部を擁するピッツバーグ大学医療センター(UPMC)は優れた病院として世界的に有名です。医学との関わりが深い「関節のバイオメカニクス」に関する研究を行っている私にとって、憧れの地でもあります。
 留学中は医学と工学の連携を行っている生体工学部の研究室に所属し、共同研究を行いました。研究室のミーティングはもちろん、医学部の研究員の方達とのミーティングにも研究室の一員として参加。言葉の壁もありましたが、どんなに下手な英語でも恥ずかしがらないで発言しようと心に決め、回数を重ねていくうちに、多少なりとも討論することができるようになりました。ミーティング以外でも共に食事や外出をし、様々な国籍の研究者と語り合うことができ、とても素晴らしい体験をさせて頂きました。
 ピッツバーグ大学の研究者とは帰国後もメールでやりとりをしており、今後大学院に進んでも共同研究を続けていきたいと思っています。研究へのモチベーションもあがり、何事も挑戦してみることの大切さを感じています。

海外インターンシップ

本学部・研究科では、学部4年次生ならびに大学院生を対象に、グローバルな視点での思考法と国際コミュニケーション能力をもつ人材育成を図ることを目的として、企業等における研究開発体験を通じ実社会における問題解決プロセスを学生に体験させ、学生自身による社会ニーズ把握の向上を図るプログラムを実施しています。5日間~3週間程度の派遣期間で、予算の範囲内において必要な経費を支給しています。

体 験 記

世界で通用するエンジニアを目指して

派遣先:カナダ・オンタリオ州セントトーマス/2012年8月14~24日/修士(博士前期課程)1年※1
修士(博士前期課程)2年 鈴木 達也

Internship

 カナダのセントトーマスという町にある北米自動車向けの自動車パネルを製造している株式会社 ANAC で、インターンシップを行いました。セントトーマスは、五大湖のヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖に囲まれた自然豊かで小さな田舎町です。インターンでは現地の技術者の方達に教えて頂きながら、実際の業務体験を通して業務内容と製造工程の理解を深めていきました。初めての海外ということもあり、最初のうちはコミュニケーションが上手く取れず悔しい思いをしましたが、挫けず自ら積極的に話しかけたり何度も分かるまで聞き直したりすることで、拙い英語でしたが現地の技術者とも話し合うことができ、海外の環境にも適応できる自信を得ました。休日にヒューロン湖でキャンプをしたり、ナイアガラの滝を観に行ったり、現地の人達とサッカーをするなど、多くの人達と触れ合いながら海外生活を楽しむことができたのも、素晴らしい経験でした。
 帰国後も、留学生や海外からのゲストには積極的に話しかけるなど、常に英語に触れるように自ら行動しています。国際学会にも挑戦し、修士1年次にフランスのトゥールーズ、修士2年次にイギリスのロンドンで国際学会を経験しました。海外インターンシップの体験を糧に、世界でも通用するエンジンニアとなるために必要な、本当の力を得るための努力を続けています。

※1=派遣当時の在籍学年
その他記載の所属および学年は、取材当時のものです

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